現在、ニュースや新聞等でよく耳にするマイナンバー制度。
HealthECO[ヘルスエコ]シリーズでも、順次対応を予定しているが、
そもそもマイナンバー制度とは何のことなのか。
マイナンバー制度とは、
国民一人一人に個人を特定できる番号(12桁)(=マイナンバー)が付与され、
社会保障や税、災害対策等の面でその番号を活用していく制度と言える。
今後の具体的なスケジュールとしては
平成27年10月〜 市町村よりマイナンバーが国民に通知される
平成28年 1月〜 マイナンバー利用開始
という流れである。
今年の3月に、政府は健保組合などの医療保険者間において、
被保険者が転職や退職により医療保険者を異動した場合でも、
マイナンバーを活用して、特定健診・保健指導の情報を円滑に引き継ぐことができるという
マイナンバー法改正案を国会に提出した(施行予定は平成28年1月)。
マイナンバー制度が始まることで、
医療機関として今までとどう変わるのか。
現状、いきなり何か変わるということはないであろう。
ただし、自治体の場合は自治体間連携等でマイナンバーが必要となるケースが出てくることが想定されるため、
マイナンバーについては取り扱いに注意しなければならないであろう。
文責:佐々木